中国のインターネットは18日、北京五輪陸上百十メートル障害で棄権した劉翔を罵倒する声であふれかえった。(本文より)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080818-00000035-yom-int
日本も似たようなものだ。特に中国がどうこういうものでもない。マラソンで棄権した土佐選手に対しても非情な書き込みが目立った。
大体、自分がもしマラソンの選手なら?と考える。いくら怪我をしていても自ら「辞退します」と言えるか?と問えば、私なら言えないし、言いたくない。エゴ。でも至極当然だと思う。
怪我したからすぐ休みますなんて言っている選手がそもそも一流の選手にはなれない。怪我とギリギリの所で戦っていて、それでいて恐れずに一歩踏み出せる選手が勝者と敗者を分けると思っている。しかもオリンピックは4年に1度。中途半端な仕上げはできない。必然的に調整も厳しくなる。多かれ少なかれ各選手は怪我と戦っている。なんら不思議な事ではないし、それがプロだと思う。「怪我するなんてプロ失格」みたいな書き込みも目立つが、「一ヶ月間よく休んで出場しました」なんて選手はいないだろう。痛みをだませるかだませないかの差でしかない。
今週の日経ビジネスに興味深い記事があった。メールとチンパンジーで共通しているのは2項関係。私と相手という関係。人間はそれに対して3項関係が成り立つらしいとな。私と相手ともう1つ。相手の反応を見ながら話すという特性は人間のもつ「高次な」特性らしい。
さすがに面と向かっては言いにくい事も、文章だから言えるということもある。マラソンで痛くて棄権した土佐選手を目の前にして「辞退しろ」とか言えるのか?まずは「お疲れ様」。
私は実際に選手の目の前に行く事はできない。だから自分で想像してから書き込むことにしている。これも人間がもつ「高次な」特性だと思う。せっかく人間に生まれてきたんだから、特性を十分生かすべき。チンパンジーじゃないんだから。
現地時間26日、英・アスコット競馬場で行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(3歳上、英G1・芝12f)。
勝ったのは1.7倍の圧倒的1番人気、G13連勝中のデュークオブマーマレード(Duke of Marmalade)。2着はJCにも来たペイパルブル。9馬身離された3着に去年の2着馬のユームザイン。
勝ったデュークオブマーマレードは道中は中段を追走し、直線一気に外から他馬をあっという間に抜き去ったが、外からペイパルブルに並ばれ、一度交わされる。並ばれてからもう一度差し返して半馬身差の勝利。
3着のユームザインはソルジャーオブフォーチュンに勝っている事を考えると、凱旋門賞に向う古馬陣はもう大勢は決まったかな。
3歳勢ではパリ大賞のモンマルトル、フランスオークスを含む5戦無敗のザルカヴァ等いるが、確実とは思えない。
ペイパルブルが2着ならキングジョージにメイショウサムソンが参加していたらどうなったかなって思う。単純計算ではいかないが、期待してしまう。
ディラントーマスが勝った去年のレースよりは見応えはあった。
ガソリンの値上がりが止まらない。
ここにきて来月は190円台に突入か?という見方もある。一方でサウジアラビアは増産を表明。落ち着くどころか上昇の一途を辿る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000952-san-bus_all
ガソリン価格というと必ず「投機マネー」という言葉が出てくる。投機マネーが悪いかどうかは別にして、もし自分が数千億のお金の運用をやっている身になって想像してみる。
サブプライムローン問題で株は下落、投資としてはメジャーな不動産もモロに影響がある。お金を運用し増やさないと自分の首がとぶ。石油や穀物は長期的、短期的に見てもほぼ確実に上がる。
その状況で自分ならどうするか?それ程悩ましい問題でもない。迷わず石油買い。それで増やすのが多分普通の人の発想だろう。「投機マネー」の運用者が決して特別な事をやっているとは思えない。
しかし、この上がり方は「投機マネー」だけで片付けられるものでもない。ここの所の上がり方は異常だ。原油価格1バレル60ドル台だった頃、投機による上昇は20ドル程度というのが共通認識だった。100ドルに迫った頃は30〜40ドル。割合は変わっていない。需要による価格上昇も十分にある。
では、冒頭に述べた増産になぜ市場は反応しないのか?サウジの原油は重質油。油の種類が手間がかかる油なのだ。で、これを精製しないとガソリンとして使えない。しかし、精製するプラントそのものが不足している。要は、増産しても、市場に出回る量は大差ないのだ。
「ではプラントを増やせ」となるだろう。しかし、バイオ燃料の流行でそっち系のプラントが大量に出来た影に、原油を精製するプラントへの投資が進んでいない。よって精製能力はほとんど伸びないし、伸びる予定も無い。「今」高い状況で、「今」手を打っても、効果が出るのは数年かかる。だから増産しても価格は落ちない→需要は右肩上がりで上がる一方→それに乗じてマネーが流れる→さらに価格は上がる。現在そんな状況。
新規油田を開拓するにもコストがかかる。世界の石油、天然ガスの開発コストはここ10年位で3倍以上になっているという試算もある。今後開拓すべき石油のある場所は人類未開の地。さらにコストは膨れるだろう。
「投機が悪い」なんて単純な世界ではない。上昇には理由ある。だからお金が流れる。
「なぜ投機マネーが流れるのか?」という所から出発しないと本当の原因まで辿りつけない、世界はそれ程複雑だといういい事例だと思う。
北海道洞爺湖サミットが閉幕した。
地球環境がテーマだったこのサミット、結局、先進国が温室効果ガスの国別総量削減目標をつくることを明記した一方、焦点だった排出削減数値目標を盛り込むことは合意できなかった。
まぁ、各国のトップが各々の国の事を考えたらやすやすと同意できないのは理解できる部分も多い。正しいかどうかは別にして。
さて、地球環境問題が叫ばれている。少なくともこのサミットの前は盛んに色々なメディアで取り上げられ、ヤフーなんかは全面リニューアルの如く背景が青に染まった。
「地球環境」っていっても、地球は少しも困っていない。CO2が1000ppmになろうが、平均気温が5℃上がろうが特に地球には何の影響も無い。変化に対応できない生物は絶滅するだろうが、これも自然の摂理。少なくともその生物はホモサピエンスと一緒の時代を生きることが出来ないだけ。特に珍しい事でもない。
大切なのは「人間環境」。CO2云々ではなく、「原油は高いから脱・化石燃料でいきましょう」とか、「企業の効率を高める為に、エネルギーを有効活用しましょう。お金も浮くし。」とかの方がよっぽどしっくりくる。遠くの氷が溶けるだの、ホッキョクグマが大変だなんて言われても、見たときは「ああ、可哀想」って思うかもしれないが、それによって節約が習慣になる人がどの程度いるだろうか?何度か書いたが、直接経済的な実利に降りかかるものでないと、大きな効果はない。「意識する」なんか不確実なものに頼っていたのでは、とても無理がある。
どちらにしろ日本は化石燃料に頼ってはいられない。でも便利な生活から抜け出せない。途上国は経済成長の為には環境なんて言っていられない。先進国も黙って提案は呑めない。
なんて人間はエコノミックアニマルなんだろうと思った。
ユキチャンが出走を取り消したジャパンダートダービー。
大井の2000m。注目は圧倒的人気のサクセスブロッケン。
サクセスブロッケンは早め2番手。先頭はナンヨーリバー。
ドリームスカイは中段。
大体1000mが1分2秒程度かな。やや縦長。
3コーナーから4コーナーで先頭に並びかけ、後は離すだけ。2着はスマートファルコン、3着は堅実に走るコラボスフィーダ、東京ダービー馬ドリームスカイは4番手まで。
勝ち時計が2.04.5。上がり49.7-36.7。3馬身半差。2着3着は8馬身離れているから、いかにこの2頭が強いか。
しかし強い。先行するのが楽すぎ。スピードが違う。ペースがスローという事もあるが、あれ程馬なりで前に行ければ楽だろう。
4コーナーでは有力馬が前につけた。直線では横山典騎手がスクリーンを見てた。一応手は動いていたが、とても鞭は使う気にならないだろう。
スマートファルコンも走るな。路線変更は正解だった。
タイムは若干物足りないが、ペースが落ち着いた事を考えると十分か。上がりの速さは素晴らしい。
サクセスブロッケンの強さしか感じなかった。