- 2008/07/03(木) 22:26:41|
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昨日、ホテルニューオオタニで「ITJapan2008」というイベントがあり、会社を休んで講演を聞きに行った。
場所も場所だし、話す方々も著名人の方。8時間で1500円なら大分お得感があった。来年も行きたいな。
一人一人の方の内容はともかくとして、皆さん口々に「IT業界はまだまだ伸び代は十分にあるぞ。頑張れ」と言っていた。もちろん言い方は違うけど。
気になったのはプレゼンテーションの技術。コマツの坂根会長は淡々としていたが、ちょっとジョークも交え、日本人的な上手さを感じた。
しかし、外国の方はプレゼンが上手いというが、最高に驚いたのはセールスフォースドットコムのマーク・ベニオフ氏。メチャメチャ上手い。もちろん英語なので、同時通訳を聞いていたが、声の大きさ、身振り、動き。基本的に立ち止まって話さない。壇上を右へ左へ。聴衆に訴えると言う点では少々言葉は分からなくても、情熱というのは伝わるのだなと思った。
EMCジャパンの諸星社長も外資というべきか、プレゼンの仕方がいい。内容は広告が多かったが、十分飽きさせない話し振り。参考にしたい。
プレゼンは私も大学の頃は毎週やっていたが、最近めっきり少なくなった。緊張するが、話し出すと結構ぺらぺら喋ってしまうもの。それで話す速度が速くなってしまった事が多い。
人は情熱に動かされる。私もこれから転職の為の面接が入る。受ける企業も大手を狙っているので、生半可な気持ちではバッサリ切られるだけだろう。いい機会だから思い切ってプレゼンしたい。
これは全く関係ないが、ホテルニューオオタニにせっかく入ったのだから、何もせずに帰るのはとってももったいないので、内部をキョロキョロしながら冒険。最上階に行ってみたくなり、最上階のバーへ。お洒落なバーで一人酒を飲む、という事をやってみたかったので、行ってみた。
高い。値段が高い。梅酒をロックで飲みながら野菜スティックを食べる。なんて場違いなお客だろうと見てくれたのか、ちょっとだけライトアップまで時間があるからと待っていたら、水を出してくれた。お心遣いに感謝。でもそんなに待たず、水飲んで帰った。
あそこで悠然と飲めるように頑張って仕事しようと強く思った。
- 2008/06/28(土) 20:43:36|
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ビルゲイツ氏が経営の一線から身を引く。30年続いたPC+ソフトウェアの時代。
1975年、現在のパソコンの原型であるIBMのPC向けのOS「MS−DOS」で成功を収め、発展すること4世紀半。パソコンを一部のマニア向けの商品から、全世界で年間2億7000万台が出荷される日用品に変貌し、過去10年以上にわたってパソコンのOS市場で9割超えのシェアを保ち続けている。中心にいたのはビルゲイツ氏であったことは言うまでも無い。
Windowsは独占禁止法に抵触するほどの圧倒的なシェアを保っている。しかし、明らかに潮目が変わってきているのは否めない。世界はネットで伝わり、その検索サービスではグーグルには遠く及ばないし、仮にヤフーを買収したとしても大勢は変わらない。
2006年10月にグーグルはマイクロソフトの領域であったオフィスソフトの機能まで無償提供し始めた。現在あらゆる機能、それこそ企業が使うような機能でさえネット経由で使えるようになった。
市場もそちらに価値を見出している。グーグルの売上高は165億ドルとマイクロソフトの3割、しかし時価総額は1800億ドル(18兆円)とマイクロソフトの7割に迫る。いずれにしても「ソフトの時代」の終焉が近づいているのも事実。グーグルの広告関連の売上は164億ドルに達し、Windowsを中心とするマイクロソフトのクライアント事業部門の売上を1割程上回る。
Windows Vistaの評判が好ましくないのも、これもOS自体が悪いと言うよりも、OSそのものに価値を見出せなくなったからだろう。必要なものが、PC内からWeb内に移っていること、PCが浸透した為に、1人1人のPCに関する知識が蓄積され、OSのアップグレードに関するデメリットが分かってきたという事もあると思う。
PCは何でも良いという流れはここ最近、顕著になってきた。4月にHPが6万円の超低価格のPCを投入し、売り切れでニュースになった。インテルはこうしたPCが2011年には5000万台売れると予想している。
こうした逆風の中、マイクロソフトは依然トップを保ち続けられるか、マイクロソフトも手を打ってきてはいる。米国ではExchangeなどの情報共有ソフトのSaaS版を提供したし、SQL ServerもSaaS版を開発する計画も明らかになっている。他にもオンラインサービス「Live Mesh」などなど。しかし、相変わらず稼ぎ頭のOffice系ソフトはそこまで至っていない。マイクロソフトはWindowsとOfficeの成功体験に依存している事業構造が動きを鈍らせている。
なにはともあれビルゲイツ氏の引退で時代が変わるだろう。OS、ソフトの提供、利用、コンピュータそのもの。グーグルはこのまま走れるか、マイクロソフトはどう反撃するか。
13年前の著書でビルゲイツ氏はこう語っている。「コンピュータ業界においてある時期のリーダーは決して次のリーダーにはなれない。」
次のリーダーはグーグルか、アマゾンか、マイクロソフトか?
これから新しい覇権争いが始まるのだろう。静観しないでいきたい。
- 2008/06/19(木) 22:14:10|
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米エネルギー省は6月9日、同省のスーパーコンピュータ「Roadrunner」が、1ペタFLOPS(ペタFLOPS:毎秒1000兆回の演算処理)の持続性能を、世界で初めて達成したと発表した。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/10/news031.html
ついに1ぺタFLOPSまで到達し、長年首位を保ってきたBlueGene/Lがついに陥落した。日本は東大、京大、筑波の頭文字を取った「T2K」が日本最高位で16位。2002年に世界最速だったお馴染みの地球シミュレータが49位。
そもそもスーパーコンピュータとは浮動小数点演算を極めて高速に実行するコンピュータ。シミュレーションや科学技術計算に使われ、最近では民間企業も取り入れる所まで出てきた。
スパコンで使われる単位は「FLOPS」。これは1秒当たりに処理可能な浮動小数点演算の回数で、この回数が多いほどシミュレーション精度の向上や時間短縮に繋がる。
コンピュータシミュレーションは時間がかかる。私は大学の卒業研究はビル風シミュレーションをSPH法という方法で試すというものだった。言語はFortran77で、CPUは一般的なPentium4(細かい数値は忘れた)で約20秒のシミュレーションにもかかわらず、15時間位計算していた。夜計算を実行し、寝てから結果を見るという生活。「地球シミュレータならすぐなのになぁ〜」って思っていたのが懐かしい。
従来までのスパコンは専用のプロセサを搭載する「ベクトル型」が主流だったが、最近は汎用プロセサを使う「スカラー型」が主流になった。分かりやすく言うと、ベクトル型は1台のコンピュータで性能を上げるのに対し、スカラー型はパソコンを数台並べてみんなの力で早く処理するタイプ。
ベクトル型はそのパソコン内だけで完結する為、行列演算のように同じデータに対して計算を繰り返す処理が得意。一方スカラー型は、データから最適解を探す設計シミュレーションとかが得意。
活躍する場所が違うから一概にFLOPSだけでは比較できない面も多い。そもそもこのTop500に使用するベンチマークプログラム「LINPACK」は「計算が単純」「ネットワークのアクセスが少ない」との指摘もある。さらに登録義務は無い為、もぐりのスパコンがある事も考えられる。
日本も政府が次世代のスパコンとして2012年、10ぺタFLOP級の完成を目指している。是非世界のトップに上りつめてほしい。
性能はあくまで機械の性能。使うプログラムがメチャメチャなら当然遅くなるし、コンピュータは馬鹿正直に間違った答えを出すだけ。結局使う人間のレベル次第な所がある。
いつかこういうコンピュータで何かしてみたいと思う。そのレベルに達したいな。
- 2008/05/04(日) 00:53:49|
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米ヤフー、MSとの本格的な買収交渉に応じる。
当初はヤフーに対して1株31ドルを提示していたが、MSは2日の交渉の中で1株33ドルまでの引き上げを提案したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080503-00000042-mai-bus_all
マイクロソフトがついにM&Aに動いた。これはマイクロソフト32年の歴史の中で初めて。インターネット事業でグーグルを追撃する。
インターネット業界における過去最大のM&AはAOL(アメリカ・オンライン)によるタイムワーナー買収(2001年、1120億ドル)だった。また、同買収はAOL経営陣が業績不振と不正会計疑惑で更迭されるなど、M&A史上に残る大失敗例のひとつともなった。(
http://it.nikkei.co.jp/business/special/ms_yahoo.aspx?ichiran=True&n=MMITbo000004022008&Page=2)
両社のネット事業の売上高を合計すると年間94億ドルに達し、グーグルの売り上げの6割程度に迫る。
現状はグーグルに走られている。日本ではヤフーが強いかもしれないが、検索の問い合わせのシェアは米国では65%以上、欧州では85%を占める。一方、マイクロソフトとヤフーを合わせても、米国で30%、欧州に至っては両社合わせても10%程度でしかない。
さらにマイクロソフトのソフト部門は決して順風満帆ではない。前年度が多かったとはいえ、ウィンドウズと統合ソフト「オフィス」の各担当部門の不振が目立った。マイクロソフト1−3月期11%減益だった。
インターネット事業が伸び、ソフト部門もグーグルなど無料のソフトが使えるとなったら、このままマイクロソフトも手を打たないわけにはいかないだろう。黙って見守っていたら、抜かれるのは時間の問題かもしれない。
これでアメリカでは大きな業界統合が進むかもしれない。
- 2008/05/02(金) 22:21:01|
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国際的な穀物需要の急増に伴う食料品の値上げ、また、道路特定財源の復活や折からの原油高に伴うガソリン価格の高騰など、5月に入り生活物資の値上げが相次いでいる。ついこの前電気代も上がるという記事もあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000079-zdn_ep-sci
IT関係で電気代は凄まじい勢いで増えている。「これから四世紀半に体験するかもしれない2400億の恐怖」が襲う可能性が高い。
これはIT機器によって消費される年間の電気量。2005年の国内主要電力会社の発電量は約8830億kWh。ここまでの量だと電気代の削減はコスト削減に直結する。京都議定書温室効果ガスの6%削減を約束している日本にとってこれは大きいだろう。
さまざまな面からグリーンITへの取り組みもある。一般的なのがサーバーの統合。年中動くサーバーの量を減らせば結果的に電気代も減る。日本IBMによると10台のサーバーを1台に統合すると87%以上の電力削減になるという(グリーンITフォーラムにて)。
オフィスのPCも大きい、というかそっちが温室効果ガスの40%を排出しているので、優れたプロセッサなどを搭載したPCなどにして、エネルギー消費量を抑えるという方法もある。
さらには空調設備やUPSといったサーバー室の見直しや、ルータなどネットワーク機器もエネルギー消費が激しい。
パソコン等に目がいくが、高い所だとシックスナイン(99.9999%)以上の稼働率ということを考えると、これからはずーっと動く機械に目を向けた方が効率的にエネルギー削減できるという見方もある。
エネルギーを輸入に頼るしかない日本。
解消するのではなく、効率を高めることで解決する方法もある。これからのIT業界にかかっているのかもしれない。
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