日本マクドナルドは2日、チーズバーガーやビッグマックなどを今月30日から値上げすると発表した。値上げ幅の平均は全国が2.0%、大都市圏は1.5%になる見込み。
私はマクドナルドで食べる事は全くといっていいほどないので、マクドナルド値上げに対して直接影響はない。ただ、安さが売り(私はそう思っている)のマクドナルドさえ値上げに踏み切った現実は真面目に捉えたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000083-mai-bus_all
日本経済は少し前まで「デフレ、デフレ!!」と騒がれていた。今は緩やかながらインフレ傾向。典型的なコストインフレというべきか。
現在、インフレは世界規模で起きており、国際通貨基金(IMF)の発表では、欧米をはじめとした先進国の消費者物価は2.6%上昇。これは1995年以来の高水準となる見通し。
これは言われている通り食品、エネルギー、原材料の高騰によるものが大きい。日本にも身近に直撃しているが、世界各国も同様で、ブラジルやベトナムなどでは抗議活動が相次いでいる。
日本は長らくデフレにいたせいで麻痺しているかもしれないが、過去3年間で世界の食品価格は83%も上昇している。穀物が代替燃料の生産に使われるようになり、食糧価格が高騰した。米の価格は過去1年で147%も急騰している。
グローバル化もインフレに一役かっている。かつて中国や東南アジアなど、「安い賃金で」作る事ができた。しかし、その中国が経済発展をすると、当然賃金も上昇する→国の物価が上昇する→輸出する物の値段に反映する→高く輸入する事になる→輸入した国でも高くなる という流れになる。以前は安く作れるからグローバル化はインフレを抑えるとされてきたが、近年ではその構造も変わってきている。
今のところ、食品とエネルギーがインフレを起こしている。それ以外はそうでもないが、商品の値上げが世界経済に浸透している。
一度高まったインフレ期待を下げるのは難しいという。今後もまだ値上げ報道は続くと思われる。
本来はインフレを防ぐには利上げというのが一般的な手段だが、現在はサブプライムローンの関係で、アメリカではインフレ下でも利下げを行っている。これも様々な所に影響を与えている。
世界経済は複雑に絡まっている。現段階では先行き不透明である。
節約する所では節約していこう。