凱旋門賞に登録を以下の馬達が登録した。
クリスタルウイング(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)
メイショウサムソン(牡5、栗東・高橋成忠厩舎)
ロックドゥカンブ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)
ここ10年でエルコンドルパサー、マンハッタンカフェ、タップダンスシチー、ディープインパクトと4頭。遠いレースのようでブリーダーズカップより数段近い。結果は乏しくないが、こうやって挑戦し続けることはいいことだ。
受け入れ態勢の整備や輸送、過し方のノウハウなどは経験を重ねることで良くなっていくもの。今年は日本馬は馬インフルエンザの影響もあり、検疫に時間がかかったり、制約がかかったりして簡単ではないと思う。
ちょっと凱旋門賞の歴史を振り返ってみると、大種牡馬トウルビヨンを生産し、名オーナー・ブリーダーであるマルセル・ブサック氏とトウルビヨンの2×2という禁断の血統で生まれた牝馬コロネーション(戴冠)という馬が必ず出てくる。
戴冠をかけて望んだオークスでことごとく敗れたコロネーションに何とか戴冠させたいと思ったブサック氏は当時パリ大賞の下だった凱旋門賞に5倍の賞金をかけた。それで世界のトップホースを集め、そこでコロネーションが勝てば…というのが始まり。それが1949年、第28回。レースは素晴らしいスピードで先頭で駆け抜けた。個人の欲望によって作られたレースなのだから世界は素晴らしい。
日本ではこんな事はないが、アメリカではもっとスゴイ。かつてシガーが16連勝を決めたレースは「サイテーションチャレンジ」。その為に企画されるのだから恐れ入る。日本もこれ位あってもいいのに。
私が初めて目にしたのは1994年、カーネギーの勝った凱旋門賞。それ以降、サキー、マリエンバード、ディラントーマスを除いて全て3歳馬。
今年5歳のメイショウサムソン。父オペラハウスはバリバリの欧州血統、母の父は1980年代最強と名高いダンシングブレーヴ。是非、ロンシャンの馬場で走ってくれる事を今から楽しみにしたい。