北海道洞爺湖サミットが閉幕した。
地球環境がテーマだったこのサミット、結局、先進国が温室効果ガスの国別総量削減目標をつくることを明記した一方、焦点だった排出削減数値目標を盛り込むことは合意できなかった。
まぁ、各国のトップが各々の国の事を考えたらやすやすと同意できないのは理解できる部分も多い。正しいかどうかは別にして。
さて、地球環境問題が叫ばれている。少なくともこのサミットの前は盛んに色々なメディアで取り上げられ、ヤフーなんかは全面リニューアルの如く背景が青に染まった。
「地球環境」っていっても、地球は少しも困っていない。CO2が1000ppmになろうが、平均気温が5℃上がろうが特に地球には何の影響も無い。変化に対応できない生物は絶滅するだろうが、これも自然の摂理。少なくともその生物はホモサピエンスと一緒の時代を生きることが出来ないだけ。特に珍しい事でもない。
大切なのは「人間環境」。CO2云々ではなく、「原油は高いから脱・化石燃料でいきましょう」とか、「企業の効率を高める為に、エネルギーを有効活用しましょう。お金も浮くし。」とかの方がよっぽどしっくりくる。遠くの氷が溶けるだの、ホッキョクグマが大変だなんて言われても、見たときは「ああ、可哀想」って思うかもしれないが、それによって節約が習慣になる人がどの程度いるだろうか?何度か書いたが、直接経済的な実利に降りかかるものでないと、大きな効果はない。「意識する」なんか不確実なものに頼っていたのでは、とても無理がある。
どちらにしろ日本は化石燃料に頼ってはいられない。でも便利な生活から抜け出せない。途上国は経済成長の為には環境なんて言っていられない。先進国も黙って提案は呑めない。
なんて人間はエコノミックアニマルなんだろうと思った。